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Pさんの場合

二人の息子が大きく成長した時間

我が家は二歳差の男の子二人が大森ルーテル幼稚園に通いました。かなり特殊なケースだと思いますが、二人とも発達に特性のある子どもです。
幼稚園入園前の時点で子どもの発達に特性があることがわかっていましたが、子どもの成長のために幼稚園に通わせることができたらいいなと思っていました。大森ルーテル幼稚園はのびのびとした保育方針ですので、近所の幼稚園の中では息子に一番合っていると感じていたものの、子どもの特性を考えると、先生方からの支援がかなり必要になることが予想されます。そういった先生方の負担を考えると、「うちの子を受け入れてもらえるだろうか」という不安はどうしても拭えませんでした。大森ルーテル幼稚園に入園できる可能性を少しでも上げるために、未就園児クラス(ひよこ組)から息子を通わせ、子どもを幼稚園に慣れさせるような活動もしていました。
いよいよ迎えた上の子の入園の面接では、息子の発達の特性に対して「幼稚園ではどういった支援ができそうか」といった寄り添った視点でお話いただき、面接のやり取りを通して、「この幼稚園に息子を通わせることができたらいいな」という思いが一層強まったのを覚えています。結果として大森ルーテル幼稚園に通うことができると連絡をいただいたときは、奇跡でも起きたかのような驚きと喜びがありました。
幼稚園に通い始めてからは、日常の中で一人でできることを増やすためにたくさんのご支援をいただきました。特に、お着替えやトイレトレーニングについては失敗をくり返しながらも根気強くお付き合いいただき、本当に感謝しております。幼稚園を卒園し、小学校に通う頃には、一人でお着替えしてトイレに行くといった一通りの身支度ができるようになりました。
下の子も上の子と同じような発達の特性がありますが、上の子の先例があったので安心して通わせることができています。兄と同じようなところでつまずきながら、やはり兄と同じように厚い支援をいただいて、できることが少しずつ増えています。
上の子のひよこ組から数えると、我が家は息子二人で合計六年間もお世話になりました。気が付けば、下の子が年長(ゆり組)になり、いよいよ最後の一年が終わろうとしています。
大森ルーテル幼稚園で過ごした日々は、二人の息子たちの成長にとって非常に大きな意味のある時間だったと思います。本当にありがとうございました。