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Cさん

卒園が少しずつ近づき寂しい気持ち


『お弁当を持って親子一緒に登園する幼稚園』『個性豊かな子どもも一緒に過ごせる幼稚園』に入園させたいなぁ、と考え「自宅から近いので行ってみよう!」そんな軽い気持ちで大森ルーテル幼稚園のひよこ組に通い始めました。

ひよこ組が遊ぶお部屋には年長・年中の子どもも沢山遊んでいて、とにかく元気な男の子・工作やお家ごっこに夢中な子・かわいいドレスを着ている女の子、不慣れな私達親子にいつも話しかけてくれる子、折り紙が大好きな娘にハートの折り方を教えてくれる子、好きなだけ使わせてくれる折り紙やセロハンテープ、どのおもちゃで遊んでもオッケーな自由な雰囲気、子ども達のやりたい事・夢中になっている事に滅多なことではストップをかけない先生方の見守る姿…通う度に「自由にのびのびと楽しそうにしているな」「大森ルーテル幼稚園に通わせたいな」と思いを強めたのを今でも覚えています。

娘はひよこ組が大好きでとても楽しんでいましたが、入園が近づくにつれて私と離れると泣き出し「幼稚園はママもずっと一緒だよね」と何度も言うようになりました。娘にどうやって答えたらよいのか分からずひよこ組の先生に相談したら「○○ちゃんはお製作や紙芝居などに興味があるし幼稚園が楽しい場所だって思えますよ、初めは泣いても大丈夫」と心強いお言葉をかけていただきました。娘の様子を見て話してくださった言葉は、私の心配を吹き飛ばしてくれたのと同時に娘が大森ルーテル幼稚園でどんな楽しみを見つけてくるのかな~と期待を膨らませてもくれました。

内弁慶で大人しい子だと思っていた娘ですが、先生やお友達から良い影響を沢山受けて想像以上にのびのびと育ってくれています。入園前は蟻が怖くて砂場遊びもあまり出来なかったのに、今では「だんご虫を飼う」と言ってお友達と園庭でビニール袋を持って探し回ったり、クラスで飼っていたザリガニやおたまじゃくし・蛙も触れるようになりました。新しくなった芝生の坂を駆け回り、桜の木登りが出来るようになり、逆上がりをし、棒があればどこでもよじ登る...娘がこんなに元気一杯な子だったとは入園するまで知りませんでした。

少人数保育ゆえにお兄さんお姉さんとの距離が近く色んな遊びのお手本を沢山見せてもらえた事、娘も年下のお友達に見せたい・教えてあげたいという気持ちを持てる事、子どもの気持ちを一番に考え興味を引き出し、時には見守り時には待ちながら子どもと一緒に楽しんで下さる先生方、そしてみんな愛されているんだよといつも私達に気付かせて下さる園長先生と副園長先生。娘だけでなく私たち家族も入園して更に大森ルーテル幼稚園が大好きになりました。

幼稚園が楽しくて仕方ない娘は降園後も遊びたがってすぐには帰りません。ただ、兄の都合で長い時間は遊べない日も多く、毎朝言い聞かせても結局は大声で泣き叫ぶ娘を自転車に乗せて帰ることや娘を思いきり遊ばせてあげられないことを辛いなぁと思う時期が年少の頃にありました。そんな時、同じクラスのお母様方に「一緒に遊んでいるから行っておいで~」と助けていただいたことが何度もありました。 私達が楽しく園生活を送れるのは、支えてくださる皆さんがいてくれたおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。

卒園が少しずつ近づき寂しい気持ちもありますが、残りの日々も先生やお友達と元気に楽しくのびのびと過ごしてほしいと思います。