緊張

今年の入園式も新型コロナウィルス感染の影響を受けた。入園式前に東京都は感染者500人を越えて、「まん延防止等重点処置」が国に申請されるということになり、会場の配置－密でないか、換気は、ディスタンスは取れているか、消毒、マスク着用はと次々に見直し、点検、確認した。入園式は2回に分ける。一回目が終わると会場の消毒。式内容も大幅に変更した。祈り、入園者点呼、祝福、先生紹介も担任のみと10数分間で治まる短縮をした。緊張が走った瞬間である。

　園長挨拶もなかったので、幼稚園の方針、2021年度の目標を保護者に伝えるためにどうすればよいかこれからの実務が残った。YouTube配信などのウェブの利用がなによりも大切になってくる。

コロナ禍では、緊急に臨機応変に対応していくこと、そして対応の一つとしてウェブが大きな役割をもってくるだろう。

　この一年もコロナ禍で緊張と対応で園長は振り回される新学期の出発である。子どもたちが安全に教育を受けられるために振り回されることもいたしかたない。神さま、知恵をください。

そんなとき「緊急事態宣言」が発出される。