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柴田愛子主催の「りんごの木セミナー」

 

私が学生のときの実習先教会立幼稚園で、愛子先生は教諭でした。そのときのD幼稚園は元気に満ち溢れていました。こどもたちが活き活きしていたかな。

 
 午後になると先生方がどこかに出かけるのです。どこへ行くのかなと思っていると研修にいくのだと分かりました。よく勉強する先生方だなあと思っていました。
 こんな原点から私は自分の園では、先生方が研修に出かけるようにしくみを整えました。「え、劇団四季の観劇にいく。これ研修」と一瞬、思ったのですが、文化に接することも研修と。いろいろな分野で研修できるようにしました。
 牧師になり、養護施設の牧師、当時、不登校と呼ばれていた子どもたちとのかかわり、ブラジルではストリートチルドレンを知りました。日本に帰ってきて、幼稚園の学法、老人ホーム、こどもの施設建設と社会法人取得などのお手伝いをしてきて、直接、幼稚園と関わることがありませんでした。
 
 12年前、名古屋で幼稚園に関わり、そして7年前に東京で園長になりました。
 そんなとき愛子先生が「りんごの木セミナー」を開催されていることが分かり、参加するようになりました。今年も2日間、参加しました。いつも参加するたびに刺激と励まされます。
 
 今年は?
 こどもたち、親たちの「居場所」作り、私の教会、園で必要かな。必要ならどんなかたちが良いのだろうか。
 「遊ばせる」と「遊びこませる」ことは違うということに気づかされました。
 私の園は、こどもと楽しい大きな可能性があると気づかされ、励まされたセミナーです。
 
 来年は保護者への参加を呼び掛けよう。

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