はなまる
子どもたちの遊びが大きくなってきて特に階段での遊びが危なくなった。それで、階段での遊びをどうするかという課題が出てきた。
保育者だけでルールなどを決めていくのは簡単で安全性を担保できるが、はたしてこれで良いのかということを子どもたちに率直に聞くということにした。
それぞれのクラスで、担任が階段の遊びについて子どもたちに聞いた。それぞれの聞き方は年齢差があり、聞くにしても担任は工夫して階段遊びについて子どもたちの気持ちに耳を傾けた。それをフィードバックして職員会議で話されたのち、今度は保育者の階段で遊ぶことの気持ちを子どもたちに伝えて再度、子どもたちから声を聞くことにした。
聞いた声を再度、職員会議で出し、話しあった。子どもたちは階段の遊びは楽しいが、危ないということはみな認識したようである。そして年長さんは「階段での遊びは楽しい。でも階段は危ないから、ここは走らないで歩こう」という提案もしてくれた。子どもとの気持ちを大切にしながら、遊びが小さくならないように、危険を回避するようにと子どもたちと共通の思いをもって、みんなで楽しい遊びをしち。子どもたち、保育者みんなでルールを決めていった。
これからもこの過程を大切にしていきたい。子どもたちの考える力に信頼して、これからも寄り添いの保育を続けていきたい。子どもたちも、保育者も頑張りました。はなまる💮と思っている。