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親にも寄り添い、心の拠り所となってくださる幼稚園

「私たちの方でフォローしますから大丈夫ですよ」

これは、副園長先生が朝の登園時に私にかけてくださった言葉です。当時、年中(すみれ組)だった娘は、仲の良かったお友達と一時的に上手く付き合うことができなくなっていました。静かに見守っていようと決めていたものの、内心は「本当にそれでいいのだろうか」と悩んでもいました。そんな時に上記の言葉をかけていただき、担任の先生以外の方が娘の置かれている状況を把握されていたこと、そしてそれ以上に親の私の気持ちを汲み取り気遣ってくださったことにとても驚き、一人で悩まなくていいのだと心の底から安心し、心強さを感じたことを今でも覚えています。

我が家は1歳過ぎから保育園に通わせており、その時の園が小規模で先生との距離が近い雰囲気だったため、幼稚園も同じようにアットホームで保護者と先生・園との連携が密に取れている環境を望んでいました。また、日頃から家庭でも子供の「心」を大切に育てられたらと考えており、幼稚園のパンフレットにもある「こころを育てる」という教育方針と、十分な遊びを経験させ、お友達とのかかわりを通して多くのことを学ぶという点に深く共感しました。

実際に入園してみても、担任の先生をはじめどの先生も温かく向き合ってくださり、毎日の登降園時に交わす園長先生や先生達との何気ないやり取り、その日1日の子供の園での様子を笑顔で伝えてくださる担任の先生の姿に、親である私自身が助けられ、支えていただいているのを感じています。子育ては正解がなく、日々迷い悩むことも多い中、その大変さや苦労、喜びを共有し、共感してくださるパートナーのような存在として側にいてくださることがどれだけ心強いか分かりません。

娘も早いもので年長(ゆり組)になり幼稚園がよほど楽しいのか、週末も「明日は幼稚園お休みなんだよね?」と残念そうに私や主人に確認してくるほどです(笑)新学期が始まる前日はまるで遠足に行くかのように、園バッグを枕元に置いて翌日からの登園を楽しみにしています。それほど大好きで安心できる居場所に身を置いた経験は、これからも娘が成長する上で心の支えになってくれるだろうと思います。

以前、幼稚園のHPに書かれていた言葉で今でも大好きな言葉があります。それは「大人がどう育てたいかではなく、その子がどう育とうとしているかを良く見る」というものです。卒園してもこれからも私の中で大切にしていきたい子育ての姿勢です。娘はもちろん、親の私にとってもルーテル幼稚園との出会いに感謝しかありません。

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